「ロレックスマラソン」という言葉に興味を持ち、とりあえずロレックス正規店に行ってみることに
HPを見てとりあえず職場付近の新宿エリアに行ってみることに
当時新宿には
・小田急
・京王
・新宿高島屋
・三越伊勢丹
の4店舗があった
三越伊勢丹は新宿三丁目で離れてるし、とりあえず駅直結の小田急に行ってみることに
アパレルも鞄も靴もアメカジ路線の私はハイブランドには縁遠く、百貨店は地下街くらい、買い物はもっぱらネット、高級ブティックに行ったのは奥さんの買い物の付き添いくらいでとても緊張した
この時はロレックスのモデルは「デイトナ」を聞いたことあるかなくらいのレベルでプロフェッショナルモデル?コンビ?状態だったのを覚えている
とりあえず行ってみて色々話聞いてみよう、くらいの感覚
平日の昼間、店舗には幸い人はおらず、同い年くらいの女性店員に接客してもらった
今は慣れてしまってなんとも思わないが、店内はカーペットが敷かれ、高そうなショーケースとコーポレートカラーの緑がところどころにあり高級感を感じた、ただそこにはダイヤモンドの装飾が施された女性用ばかり、男性向けのものは何もなかった
「ロレックスに来たの今日初めてであんまりわかんないんですけど、見せてもらえるものってありますか?」
「ありがとうございます、生憎紳士ものは全て在庫切らしております」
「そうなんですかー、人気なんですね」
「はいー」
こんな会話だった記憶、そしてこの言葉を最後に目を伏せる店員
流石高級店、庶民は相手にしないのかな?
と思い、また来ますと言い残し店を後にする
ロレックスマラソンに慣れた今なら「塩対応」、「この店はくるだけ無駄」と思うかもしれないが当時の自分は初めてのロレックス体験に高揚していた
※事実、小田急百貨店では閉店までの約1年間時間のある時に立ち寄ったが、「在庫確認」すら1度もしてもらえたことのない店舗だ、「グリーンサブは月に1本入ってくるかどうかですね」が店員の口癖
こんななんの手応えもないロレックスマラソン、幸か不幸か私は都心に住んでいたためすぐに正規店に行けてしまう環境だったことから、のめり込んでいくことになる
つづく
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